2014年6月18日水曜日

[読書録]「『Chikirinの日記』の育て方」を読んで

最近、出会う人が自分のメディアをもっていることが多く、そのメリットを多く聞かされたので、自分も改めてblogを書こうと思って読んでみた。

全体的に、平易なぶん大分読みやすかった。

あくまでも、メディアとして流行ることを目的としておらず、自分の日記として書いているというスタンスがとても軽やかでよいなと感じた。

あと、PVを意識し始めると、どうしてもタイアップ企画や講演、出版の話に飛びつきたくなる。

が、しっかりとした基準をもって取捨選択しているところがすごいなと。

他、印象に残った点は以下の通り。

ー記事で伝えるメッセージは1つに絞る

ー伝えたいメッセージを決めてから、論理構成を定めて、必要なデータを集め、記事を書くー時間がかかるか、想定した読者を増やせるか、の二つの軸で判断する

ー1番面白い文章は、他ではなく、自分のblogで書く

ー面白いエントリから連続して面白いエントリを出す!そうすれば、面白いblogだと認識してもらえる

ーすごいと思ったことは、Twitter上でほめる

ー企業や個人にインタビューし、そこから考えたことを書くエントリー知らない知識の勉強になる

ーもっとも大切なリソースは、あくまでも時間。10代、20代、30代とそれぞれたったの10年しかない。必ずしも、広告の最適化に時間を費やす必要はない

全体を通して、明確でぶれない意図があるからこそ、届く人にしっかりと届くものになっているのだと思った。

ブログを書いている人にはオススメの一冊!