2014年9月28日日曜日

[読書録]「時間」の科学(PRESIDENT 2014/9/29号)より気になったものを抜粋

脳の特性を考慮した、能率をあげるための仕事の仕方

本から学んだことの中からすぐに使えそうなものを列挙していく

1.難しい仕事は、すぐに手をつけてしまい、脳の無意識の処理能力を活かす


仕事を

・難易度
・緊急性

の2軸で分けた場合、4つのパターンが出来る。

(A)緊急度[高] 難易度[高]
(B)緊急度[高] 難易度[低]
(C)緊急度[低] 難易度[高]
(D)緊急度[低] 難易度[低]

このとき、取りかかる順番は、

(B)→(A)→(C)→(D)

となっている。
難易度が高いものも、一旦頭に入れておけば、そのあとに脳が勝手に色々考えてくれるので、まず取りかかるのがよい。
それが、(C)→(D)であるといえる。


2.難しい仕事は、同時進行する


上で書いた通り、難しい仕事は一旦頭に入れておくと良い。

なので、2つ以上あるときは、1つ目に取りかかり、20分後には、2つ目にとりかかり、また1つ目に戻り・・・

みたいな感じで、時間を決めて交互に進めて行く。そうすれば、一方を考えているときに、もう一方も脳が無意識に考えてくれるのだ。


3.朝は論理的な仕事を!MTGも午前は問題解決、午後はアイディア出し


よく色んなところで言われていることだが、朝の脳は余計なものが入っていないため、とってもクリア。

そんな時間帯こそ、単純作業ではなく、論理的な仕事に時間を使うべき。

また、会社のミーティングも、

午前:問題解決など、論理的に行うもの
午後:問題の発見、アイディア出し等、クリエティブなもの

というようにすると良いらしい。


4.脳のワーキングスペース(メモリ)は常に空けるようにする


日本人には、「損害回避傾向気質」で考える人が多い。

難しい仕事があると、なんとなく嫌な気がしても、ずるずる不安を持ちながら先延ばしにしてしまう。

そういう傾向もあり、仕事中に脳のメモリ容量が小さくなる傾向があり、どうしても集中力が下がってしまう。

そのために有効なのが、以下の2つ

・TO DOリストの作成
・自分が抱えている不安や不満の書き出し(クリアリング)

上記をすることで、頭の中のワーキングスペースを占めていたことを頭の外に出すことができる

これらが出来次第、すぐに取りかかってしまうことが大切である


ちょっとしたことだが、早速実践して行きたい。